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推薦入試コース
合格体験記

地元香川県で生物多様性の保全活動がしたい!

2023年度/香川大学/農学部/応用生物科学科

1. どんな高校生活を送っていましたか?

私の入ったクラスは、自分たちでテーマを決めて研究に取り組むことができるクラスでした。そのため、2年生のときから研究に力を入れて取り組んでいました。

もちろん勉強もしていたので、研究との両立が大変でしたね。

部活動にも入っていましたが、そこまで積極的な活動はしていません。

─ちなみに、どんなテーマで研究していましたか?

ポリエチレンを消化するという研究がある、ハニーワーム(ハチノスツヅリガ幼虫)についてです。

ポリエチレンを補助的に与えたときの蛹化までの日数や、消化に関わる腸内細菌を培養する試みなど、いろいろやっていました。

 

─学校以外で何か取り組んでいたことはありますか?

完全に趣味なのですが、高校1年生の時から休日に川で魚を採集したり、昆虫を採集して標本を作ったり、それらを飼育していました。

高校2年からは、地元香川の環境や生き物について啓発したり保全するNPO団体でボランティアを始めました。

高校時代から浪人を経て、現在まで生き物の採集・飼育とボランティアは続けています。

2. 総合型選抜で受験しようと思ったのはなぜですか?また、志望校を選んだ理由を教えてください。

総合型選抜なら自分の強みを生かして大学に合格できると思ったからです。あとはその時期、成績が伸び悩んでおり、共通テストの点数が関係しない入試に魅力を感じました。

私は将来、地元香川県で生物多様性の保全活動をやりたいと思っているので、地域に根ざした香川大学を受けようと思いました。

3. 濱川学院ではどのような対策をしましたか?

初めての浪人生活ということもあり、最初は不安も大きかったですが、濱川先生を始めとする先生方に親身になって指導していただいたおかげで不安は和らいでいきました。 香川大学の総合型選抜を受けることを決めた後、志望理由書の修正に何度も付き合ってくれたり、面接練習をしていただき、合格に向けてサポートしてもらいました。

4. 受験を通して成長したと思うことがあれば教えてください。

志望理由書と向き合う過程で、現時点で将来何をしたいのかとか、どうなりたいのかという自分の軸のようなものがはっきりしました。

自分と向き合う時間が増えて成長につながったと思います。

5. 大学、社会でやりたいことはありますか?

大学では学習や研究に打ち込むのはもちろん、地元ならではの地域との結びつきを深めたいです。例えば、今自分が所属している団体で積極的に地域に働きかけをしたり、自ら企画して周りの人と活動したり、意識を変えられたら…とか、考えています。

6. 受験生に向けてアドバイスをお願いします。

私が後輩にできるアドバイスは、成功への手段は複数あるということです。 私は生き物が好きであるという自身の強みを活かして総合型選抜で大学に合格しました。このような方法もあるということを皆さんに提示したいです。 加えて、もし選んだ道で報われなかったとしても、挑戦した過程の経験は自身の成長につながります。 皆さん視野を広くもって色々な道を模索してみてください。

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